【パリモーターショー04】日産 トーンはアルメーラ後継
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販売戦略の位置づけでは、主に1−2人搭乗を前提とし、お洒落なユーザー向けの『マイクラ』(日本名『マーチ』)に比べ、ノートは、アクティブなヤングファミリーを対象としている。
マーチのBプラットフォームをベースに、ロングホイールベース化。欧州ではBセグメントのポジショニングだが、2600mmのホイールベースはフォルクスワーゲン『ゴルフ』のそれより20mm長い。それでいて全長は4mをわずかに超えるのみに抑えられている。
トーンのヘッドランプはノートと同じ丸形が用いられているが、グリルは『ムラーノ』の流れを汲んだ「ダブルデック(2階建て)4スロット」のクロームタイプを採用。ノートとは大きくイメージの異なるフロントマスクは、今後、欧州ニッサンの主流となるもの。
LEDを埋め込んだテールランプはブーメラン型でCピラーの上部(ルーフ)までをカバー。テールに向かい、アーチを描くように下がってゆくルーフラインをもちながらも、リアシートの居住性を広く取ることにに成功している。
《ケニー中嶋》