デンソーは、10月19日から愛知県名古屋市で開催されるITS世界会議愛知名古屋2004に出展すると発表した。
展示場のブースに、安全、環境、利便の3つのテーマに分けてデンソーの最新のITS製品や技術について、実際に体験できるコーナーをもうけて分かりやすく紹介する。
安全の取組みではインテリジェントウォーニングシステムを展示する。これは運転者の視線を認識して認知・注意すべき路上の人やモノが視界にはいってこないことを判断すると、警告して運転者の注意を促すシステム。
環境では、自動車のセンサから得られる様々な情報を発信して活用するプローブ情報システムを紹介する。自動車の速度状況をリアルタイムに提供、渋滞区間を知らて渋滞緩和を図る。
利便では、マルチOSナビゲーションなどを展示する。マルチOSナビゲーションは、一つのCPU上にリアルタイムに車両制御処理を行うμITRONとWindows CEの二つのOSを搭載したもので、ナビの利用の可能性が広がる。