【東京モーターショー04】その名もホンダ・アルマス・コンセプト

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【東京モーターショー04】その名もホンダ・アルマス・コンセプト
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ホンダが東京モーターショー(11月2日から、千葉県千葉市の幕張メッセ)に出品する2台目の福祉車両コンセプトカーは、『ホンダ・アルマス・コンセプト』。ベースはミニバンの『エリシオン』だ。

アルマスはホンダの福祉車両シリーズの総称だが、このコンセプトカーは車椅子のユーザーが自分自身で運転を楽しめるだけでなく、家族や友人を乗せてドライブできることを目指している点が特徴的だ。

ベース車両はホンダの高級ミニバン、エリシオン。運転席に下肢不自由者が楽にアクセスできるよう、フロントドアが最新の観光バスのような車体外側への平行スイング方式となり、開口面積が大幅に向上している。

リモコン操作で運転席ドアとスライドドアを開けると、フロントドアから運転席が、スライドドアから車椅子収納ロッドが車外にスライドしてくる。ドライバーは運転席に座り、車椅子をたたんで収納ロッドにセットした後、リモコン操作で運転席は所定の位置に、車椅子は格納場所に移動するという仕掛けだ。

身体障害者に健常者と変わらないカーライフを提供することを目指すホンダならではの創造的コンセプトカーといえよう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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