【新聞ウォッチ】ITS世界会議が名古屋で開幕、「愛・地球博」の前哨戦

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年10月18日付

●ボタン一つで4WDに スズキ、ジムニーを一部改良(読売・7面)

●日産、女性活用の専門部署を設置(読売・6面)

●運転中の携帯、来月から罰則、ハンズフリー売上急増でも 手放しで喜べず「注意力が低下」警察庁が「待った」(産経・30面)

●ITS世界会議、愛知・名古屋2004きょう開幕(東京・11面)

●道路公団の車両管理業務発注、競争なき指名競争入札のワケ(東京・24面)

●レストランで新車販促、フォード・ジャパン特別メニュー提供(日経・11面)

ひとくちコメント

「第11回ITS世界会議 愛知・名古屋2004」がきょう18日から24日まで、名古屋市の名古屋国際展示場「ポートメッセなごや」で開かれる。きょうの東京がカラー刷り4ページ、日経が見開き2ページ(全面広告)で特集企画を掲載している。

1995年の横浜会議に続く日本で2回目の開催で、専門家だけでなく一般市民の参加を広く促すのが今回の特徴だという。 

自動車各社の出展内容も紙面で紹介しているが、このうち、最も力を入れているトヨタ自動車は、グループのダイハツ工業、日野自動車と初の3社共同ブースで最先端のITS技術を搭載した車両の展示。

このほか、独自の取り組みとして、フォレスタヒルズ(愛知県豊田市)を会場に、スクールゾーンなどでは一定速度以上は出ないようにスピード制御するシステムや、見通しの悪い交差点などで死角にいる車の接近を事前に認識するシステムの搭載車両の体験試乗会なども実施する。

地元でのイベントはトヨタにとっても来春開催の「愛・地球博」のデモストレーションにもなりそうだ。

《福田俊之》

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