【東京モーターショー04】ダイハツ ミラ「セルフマチック」…車いすが運転席

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー04】ダイハツ ミラ「セルフマチック」…車いすが運転席
【東京モーターショー04】ダイハツ ミラ「セルフマチック」…車いすが運転席 全 5 枚 拡大写真

昨年の東京モーターショーにも登場したダイハツ『ミラ・セルフマチック』は車いすのままクルマに乗り込むことができる自操式の福祉車両。

今年の東京モーターショー(プレスデイ:11月2日、一般公開:3−7日、千葉・幕張メッセ)展示モデルは市販に向けた、市販バージョンといえるものだ。

ミラ・セルフマチックにはクルマのシートを利用して作られた、専用の車いすが装備されている。この車椅子で運転席に仕掛けられた自動昇降装置を使うことで、介護者がなくとも自由に乗り降りできるようになっている。

昇降の操作はリモコンキーでも行うことができ、体の不自由な方でも、ひとりで行うことができる設定なっている。そしてクルマから降りれば通常の車いすと同じように行動できる。

クルマのシートを使っているために車いすの重量が35kgと、かなり重くなってしなうが、車いすがそのまま運転席になるのは便利なアイデアだ。運転に関しても足は使わず両手だけで操作できるように、引くとアクセル、押すとブレーキがかかる専用のレバーを装備している。

このシステムはドアが大きく90度まで開く、ミラの2ドア車がベースだからこそできたアイデア。導入時期や価格は明確になっていないが、市販化については間違いないようだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る