【マツダ水素ロータリー】ハイブリッド水素ロータリーに、電動ターボ!

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ水素ロータリー】ハイブリッド水素ロータリーに、電動ターボ!
【マツダ水素ロータリー】ハイブリッド水素ロータリーに、電動ターボ! 全 4 枚 拡大写真

「ガソリンエンジン&電気モーター」だけがハイブリッドじゃない。ハイブリッドとは、2つの異なるパワーユニットが合体している、という意味。マツダは「水素ロータリー&電気モーター」の実現を目指す。

しかも今回公開されたユニットには注目の一品が。それが電動アシストターボ。

ご承知の通り、ターボは、排ガスのエネルギーでタービンを回し、そのタービンが吸気を圧縮してエンジンパワー&トルクを増大させる。

つまり、排ガス量が少ない低いエンジン回転域では「ターボの効き」が弱い。そこで、タービン回転数が低い状態の時、電気モーターで強制的にタービンを回すのだ。

これまで開発で問題になっていたのが、熱対策。超高温化するタービンに電動モーターが隣接するため、その熱の遮断が実用化に向けての大きな課題だった。

ターボの大手、米国ハネウエル社(ブランド名はギャレット)でも電動アシストターボを開発中で、すでに最終試作品が各自動車メーカーに手渡されており、来年夏には実用化の見込みだ。

電動アシストターボ・システムのハイブリッド水素ロータリーでの採用もさることながら、現在量産中の『RX-8』や、次期『RX-7』への搭載も気になるところだ。

《桃田健史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る