【東京モーターショー04】日産ディーゼル、環境で盛況

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー04】日産ディーゼル、環境で盛況
【東京モーターショー04】日産ディーゼル、環境で盛況 全 5 枚 拡大写真

日産ディーゼルは出展を環境対応に絞り、6台を出展している。プレスデーの2日には、新大型トラック『Quon』(クオン)シリーズの新車発表が行われるなど盛況だった。

大型ディーゼル車に対する環境規制は、今後もどんどん厳しくなっていく見込みだが、同社は平成17年(新長期)排出ガス規制をパスするディーゼルエンジンをいち早く開発した。その核となる技術は、尿素SCR触媒。

これは排気ガスに尿素を噴射させ、尿素から変化したアンモニアとNOx(窒素酸化物)を化合させ、無害化するというものだ。欧州では次世代ディーゼルの排ガス対策の決め球とされているが、Quonは日本では初めて同システムを搭載する市販車となった。

ほか、世界初となるCNG筒内直接噴射式エンジンを搭載した中型天然ガストラック、『コンドルDi CNG』、都市間高速バス『スペースアロー』などが出展されている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る