ホンダは8日、中国・東風汽車との乗用車合弁会社である東風本田汽車(湖北省)の生産能力を2006年初めに現行の年3万台から12万台に引き上げると発表した。
投資額は約28億元(約360億円)で、建屋を現在の3倍余りに拡大し新鋭設備を導入する。フル操業時の要員は2800人となる計画で、現在の930人から約3倍に増える。
東風本田は今年4月からホンダでは広州本田汽車(広東省)に次ぐ2番目の中国4輪車工場として稼動、『CR-V』を生産している。ホンダは、12万台への能力引き上げに対応して『シビック』を含む新たな機種を投入する方針だ。