ウィリアムズが2005年タイトル争いを演じられるようなマシンを作り出すことはない……。これは2004シーズン限りでチームを離脱したラルフ・シューマッハの言葉。
来シーズンからトヨタへ移籍することが決定しているラルフだが、ウィリアムズが1997年以来となるチャンピオンシップ奪取の可能性があるならば、トヨタ移籍は決心しなかっただろうと語った。
「僕はただベストを目指しているだけ。もう他へ移るべきタイミングが来たと悟ったんだ。その効果を信じられなくなったら、それは変わるべき時だってことさ。移籍は正しい決断だった。他にどこに行けるっていうんだ? フェラーリを別にすれば、他のどのチームも僕が望むすべてを兼ね備えているとは言えないんだから」とラルフ。
1999年からウィリアムズに在籍していたラルフ。6年間という在籍期間について「正直言って、長すぎた」と語った。