日産ディーゼル、財務強化に普通社債を初発行

自動車 ビジネス 企業動向

日産ディーゼル工業の仲村巌社長は16日の中間決算発表の席上、財務体質強化の一環として年内にも国内普通社債を発行する計画を明らかにした。

普通社債の発行は初めてで、規模は100億円から200億円を想定している。

日産ディーゼルはほぼ1年前に債務の株式化を実施したため、長期優先債務の発行が不可能になっていた。しかし、業績の改善から今年9月に国内の格付け機関から投資適格の格付けを取得、資本市場からの資金調達が可能となった。

調達資金は、自社の有利子負債の削減や国内直営ディーラーに融資してグループの負債圧縮に活用する計画。

直営ディーラーの銀行借り入れは9月末で700億円にのぼるが、社債やキャッシュフローによる日産ディーゼルからの融資で、2005年3月末までには200億円に圧縮するという。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
  4. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
  5. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る