アフリカで大人気の日本製トラック、バラして密輸出

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警視庁は18日、東京都内や神奈川県内でトラックを盗みだし、部品レベルに分解した上でアフリカなどに密輸出していたとして、ナイジェリア国籍を持つ男4人と、日本人1人の窃盗グループのメンバーを窃盗容疑で逮捕した。

警視庁・城東署によると、窃盗容疑で逮捕されたのはナイジェリア国籍を持つ男4人と、日本人1人で構成される自動車窃盗グループ、合わせて5人。

この5人は今年1月ごろから東京都内や神奈川県内で、駐車中の大型トラックをターゲットに盗み出し、千葉県内にあるアジトに持ち込み、そこで部品レベルに分解。中古部品としてアフリカ各国に密輸出していた疑いがもたれている。

トラックを盗み出すのは日本人の男が担当し、ナイジェリア国籍の男たちはそれを3-10万円で買い取っていた。

盗まれたトラックはナイジェリア国内で再組み立てがなされ、さらに第三国に売却されていたとみられいる。

少なくとも数十台が被害に遭ったとみられ、被害総額は約1億円に達していると推定されている。

逮捕された日本人の男は大筋で容疑を認めており、「よくわからないが、向こう(アフリカ)では日本製トラックの需要が高いらしい」と話しているという。

《石田真一》

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