ホンダは、10月の生産・販売・輸出実績を発表した。世界生産は前年同月比1.3%増の27万2694台で、9カ月連続でプラスだった。
国内生産は、同1.5%減の10万5462台で、5カ月ぶりにマイナスだった。国内需要が落ち込んだのが主因だ。
国内販売は同23.0%減の5万885台で、4カ月ぶりにマイナスとなった。昨年に軽自動車の販売が『ライフ』をフルモデルチェンジした影響で、過去最高となったのが響いた。『フィット』もマイナスだった。
輸出は同15.0%増の4万5139台で、2カ月連続のプラス。アメリカ向けのアキュラ『RL』、ホンダ『CR-V』の販売が好調だったほか、欧州向けも『FR-V』などの効果で好調だった。
海外生産は同3.2%増の16万7232台で、9カ月連続のプラス。北米は同8.8%減だったものの、アジア、その他地域が好調だった。