ヤナセが発表した2004年9月期の連結決算は、売上高が前年同期比22.8%減の3767億7000万円、営業利益が同1.4%増の102億円となり、減収増益となった。
期中の新車販売台数は、BMW、アウディ、キャデラックなどの販売が好調だったものの、主力のメルセデスベンツが低迷し同18.1%の3万8000台だった。中古車は、横浜の大規模中古車センターの効果で、同7.2%増の2万3000台だった。
新車販売のマイナスと、期初にメルセデスベンツとGMシボレー車のヤナセ特約店への卸売り事業から撤退した影響で減収となったが、アフターセールス部門などが収益を確保、営業増益となった。
経常利益は同17.7%増の30億4000円、最終利益が同150.2%増の29億円となった。