気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年12月2日付
●高速回数券、40億円偽造、350万枚(25億円相当)流通、警視庁13人逮捕、暴力団関与か、印刷・製本、組織化(読売・1面)
●トヨタに支援要請、ミサワホーム「再生機構予定せず」(読売・10面)
●ガソリン税、首相発言、一般財源化に含み環境税への切り替え注目(読売・15面)
●三菱自動車、底打ち傾向、11月新車販売、減少幅圧縮、28.7%(朝日・13面)
●米ホンダ副社長、後任、北米マツダから転身のメンデル氏(朝日・13面)
●三菱ふそう、新たに1400台リコールへ(朝日・37面)
●三井物産、無償交換・返金へ 不正排ガス装置(朝日・38面)
●外国人労働者務の積極的受け入れを、奥田経団連会長(毎日・11面)
●16年新車登録、400万台割れ確実、軽自動車は過去最高を更新へ(産経・11面)
●九州の工場新設立地協定に調印 トヨタ(産経・11面)
●プジョー、トヨタ、シトロエン、かわいい3兄弟、欧州向け共同生産車(東京・8面)
●スバルR2を一部改良(東京・8面)
●総務省、自動車関係税見直し、自民に要望へ、自治体の増税可能に(日経・5面)
●ヤマハ発動機、「エコ通勤」に月1000円、徒歩・自転車利用通勤を促進(日経・15面)
●日産ディーゼル、初の普通社債150億円、グループ販社の負債返済(日経・17面)
ひとくちコメント
米国ホンダは、マツダの米国法人の最高執行責任者(COO)、ジョン・メンデル氏を12月1日付で販売促進・企画担当副社長として迎えることを明らかにした。米国ホンダのナンバー2、トーマス・エリオット副社長の引退に伴う人事で、1日付の日経夕刊のほか、きょうの産経などが報じている。
エリオット副社長は1970年にセールスマンとして入社し、ホンダの米国での自動車事業の拡大に貢献してきた人物。また、メンデル氏は76年に米自動車大手フォード・モーターに入社。広告や販売企画などを担当し、2002年1月にグループ企業のマツダに移籍している。
欧米ではライバル企業間の渡り鳥人生は珍しくないが、米ビッグスリーと日系メーカーでの業務経験を評価されてのスカウトでホンダ入りとなった。