【ストラーダNEWラインナップ】DVD系、SDカード利用範囲を拡大

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【ストラーダNEWラインナップ】DVD系、SDカード利用範囲を拡大
【ストラーダNEWラインナップ】DVD系、SDカード利用範囲を拡大 全 1 枚 拡大写真

この秋に初のモデルチェンジを果たし、その機能を大幅に向上させたDVD系のストラーダ3機種。実際にはどのような変化を遂げたのだろうか。

パナソニック・オートモーテイブ・システムズ社(PSA社)で国内マーケティングを担当する壇上浩一・宣伝チーム主事は「3機種ともに共通しているのは、SDカード機能の拡充で、ハードディスクモデル『HS400』で好評だった“エンターテイメントバンク”機能を新たに採用したこと」と説明する。

「DVD系ストラーダでSDカードを使用するシチュエーションというのは、地図データをSDカードにコピーし、DVDビデオ再生時にはそれを用いるという、“SD覚えてルート”として使うことや、地点登録データ保存などに限られていました。これらを使わない人にはSDカードリーダー搭載の意義をアピールできませんでした」

「今回のモデルチェンジはSDカードの使用範囲を拡充し、エンタメバンクのうち、MPEG4動画の再生と、JPEG静止画(写真ファイル)の再生に対応させました。SDカードを使うシチュエーション、機能を増やし、ブリッジメディアとしてもっと使ってもらう狙いです」と壇上さん。

PAS社は「From Home to Car」を掲げ、車載機器と家庭用AV機器との連携を図り、ホームで楽しむAVエンタテイメントを車内に持ち込むことを提案しており、今回のSDカードの用途拡大もこれに沿ったもの。

SDカードをメディアとして使うデジカメはもちろん、携帯電話にもSDカード(MiniSD)を使う機種が徐々に増えている。DVDビデオ再生機能を持ち、高いエンターテイメント性を持つDVD系ストラーダは、旅先で撮った動画や写真を再生する機能を新たに有したことで、ドライブ(特に帰路での楽しみ)が格段に向上する。

このように魅力を増したDVD系ストラーダだが、HS400で採用されたエンタメバンクとの相違点も存在する。それはMP3ファイル再生をフォローしていないことだ。

ただし、DV155/255はDVD/CDのコンボドライブ搭載となっており、CD-R/RWによるMP3再生に対応している。CD-R/RWを使えばMP3ファイルを再生することができるので、現実的な使い勝手を考えるならば問題はないだろう。

また、スタンドアローンで使うことが前提のポータブルモデルDS110は、DVDドライブのみ搭載でCD-R/RWには非対応。DVDビデオの再生は可能だが、本体側でもMP3ファイル再生機能は有していない。

これらの理由から今回の3機種に搭載されたエンタメバンクでは、SDカードによるMP3ファイル再生機能搭載は見送られている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る