【新聞ウォッチ】遺骨は「別人」、ETC入力は「別車両」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年12月9日付

●三菱自、2000億規模支援要請へ、新再生計画、グループ3社と調整(読売・2面)

●ヤマハ発動機、二輪車に欠陥(読売・37面)

●三菱ふそうリコール隠し、社内調査3月まで延長(読売・37面)

●ETC車搭載器249台登録ミス(読売・38面)

●ボーイング・次世代旅客機、B7E7国内に新工場続々、三菱重工や富士重工(朝日・13面)

●日産車、三菱系で販売、軽合弁会社 出資比率は51対49(毎日・10面)

●DPFデータねつ造問題 都、審査体制見直し表明、都議会代表質問(毎日・22面)

●ホンダ、中国11社に法的措置、「SUVの意匠権侵害」(日経・11面)

●ガソリン店頭価格、1年ぶり値下がり(日経・11面)

●アルパインなどカーAV3社、今期は営業減益(日経・17面)

●日産自動車の減産でユニプレス直撃、5億円の減益要因に(日経・17面)

ひとくちコメント

DNA鑑定で横田めぐみさんの遺骨は「別人」。北朝鮮のでたらめにはあきれ果てたが、財団法人・道路システム高度化推進機構(ORSE)では、ETC(ノンストップ自動料金収受システム)車載器に車両情報を入力するセットアップ作業で、「大型車」を「特大車」と誤って入力していた、と発表した。

きょうの各紙が取り上げているが、この6、7日に受け付けた3万2770台のうち、本来「大型車」とすべき249台を誤って「特大車」として登録したという。

これらのトラックなどは高速道路のETCゲートを通ると、大型車より約1.5倍の高い特大車料金が請求されてしまうため、ORSEは対象者にセットアップをやり直してもらう一方で、超過料金の返還を行う措置をとる。

ORSE側は「コンピュータのトラブルが原因」と説明しているが、情報化社会を甘く見過ぎていた人的な判断ミスも見逃せない。

《福田俊之》

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