ホンダ、中国で二輪車の生産拡大

自動車 ビジネス 企業動向

ホンダと広州摩托集団公司との中国の二輪車合弁会社の五羊−本田摩托(広州)有限公司は、生産効率の向上や将来の生産能力拡大のため、工場の移転を決定したと発表した。

新工場の年間生産能力は70万台で、総投資額は約2億元(25億6000万円)で2006年春の稼動開始を目指す。

新工場は、既存工場の東方約50kmにある増城市新塘鎮工業地区に建設する。敷地面積は32万平方メートルで、建屋面積は6万9000万平方メートル。

一つの建屋内に溶接、塗装、車体組立、エンジン組立を行い、エンジン組立については同期生産して生産効率の向上を図る。また、組立ラインは、既存工場から移設するモーターサイクル・スクーターの混合ラインと、モーターサイクル専用ラインの2本となる。

新工場の建屋と敷地は、将来の生産能力拡大にも対応可能なゆとりを持った設計にする。

現在の工場は、広州摩托集団公司が1989年に建設したもので、1992年の会社設立時に五羊−本田が引き継いで以降、数回にわたる拡張工事を行ってきた。同社の生産規模は2004年計画で50万台を超えるなど、この5年間で約2倍に拡大し、現工場の生産能力は限界に近づいていると判断した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る