アルファロメオ、中国で生産の可能性…おまえもか!

自動車 ビジネス 企業動向
アルファロメオ、中国で生産の可能性…おまえもか!
アルファロメオ、中国で生産の可能性…おまえもか! 全 1 枚 拡大写真

フィアットのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は8日、訪問先の上海で「我々は中国進出に遅れをとった」と反省したうえで、「早急に新型車を現地生産することで、失地回復を図りたい」と発言した。

さらに生産するモデルについては「たぶんアルファになるだろう」と付け加えた。

モンテゼーモロ氏は、先日からのチャンピ共和国大統領の中国公式訪問に、工業連盟会長(フィアット会長と兼任)として同行。中国進出のチャンスを狙うイタリア企業関係者のミッションとともに北京、上海を回っていた。

フィアット・グループは、すでに商用車部門のイベコ、トラクター部門のニューホーランド、および協力会社が中国に生産拠点を構えている。また、アルファ『156』が提携先であるGMタイ工場で生産されており、東南アジア諸国で販売されている。

日本に関していえば、過去にメキシコ製ビートルや南ア製BMW『3シリーズ』が並行輸入されてもパッとしなかった「オリジナル国主義」の国である。

したがって、たとえ将来中国製のアルファが日本上陸しても、大きな成功は難しいだろう。

しかし他の国々では、ブランド発祥国とは違う国で生産されたクルマに対する抵抗が着々と薄れつつある。「アルファ・メイド・イン・チャイナ」も、それなりのヒットを呼ぶに違いない。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  5. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る