事故処理中のパトカーに飲酒運転のクルマが追突

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16日、熊本県植木町内の国道で、事故処理のために停車していたパトカーに後続の乗用車が追突した。警察ではこの乗用車を運転していた20歳の男の酒気帯び運転が原因として現行犯逮捕している。

熊本県警・山鹿署によると、事故が起きたのは16日の午前6時30分ごろ。植木町滴水付近の国道3号線で、同署の地域課員が午前6時ごろに発生した軽自動車とバイクの衝突事故の処理を行うため、赤色灯を点灯させたパトカーを路肩に止め、その前方で当事者を立ち合わせて現場検証を行っていたところ、後方から走ってきた乗用車がパトカーに追突した。

この事故によってパトカーは前方に押し出されたが、検証に当たっていた警察官4人と、事故の当事者はすぐに現場から逃げ出し、幸いにもケガは無かった。パトカーは後部のバンパーと右側フェンダーを小破させている。

衝突したクルマを運転していた20歳の男は「前方不注意でした」と供述したが、接遇した警察官がこの男の呼気が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量(呼気1リットルあたり0.4ミリグラム)を検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

警察での取り調べに対し、男は「前日の夕方から友人らと酒を飲んでいた。衝突の寸前までパトカーには気がつかなかった」などと供述しているという。

《石田真一》

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