【新聞ウォッチ】ホンダ福井社長「来年は最初から表彰台の真ん中へ」

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年12月21日付

●ホンダ、来年の自動車販売世界で340万台に(読売・10面)

●車組み立て工場、国内で12年ぶり、大分でダイハツ車体(朝日・13面)

●交通事故死者全国で7000人突破(朝日・37面)

●マツダ工場火災、年内復旧は絶望(産経・6面)

●トヨタ、有害金属ほぼ全廃、水銀や鉛など、2006年新型車、規制先取り(日経・1面)

●来年度予算、財務省原案、首都圏交通整備を推進(日経・39面)

ひとくちコメント

ホンダが福井威夫社長ら経営陣が勢ぞろいしての恒例の年末会見を行った。きょうの各紙も「2005年の世界販売340万台計画」(産経)、「欧州向けディーゼルエンジン、生産強化」(朝日)など、来年の事業計画の内容を取り上げている。

また、会見後の懇親会で福井社長は2004年を振り返って「日本列島は相次ぐ天災に見舞われたが、経営的にも個人的にもまずまずの1年だっだ」と前置きしながらも、悲願のF1レースでは「幾度かチャンスはあったが、表彰台の真ん中に上れなかったのが口惜しい」と残念がる。

だが、負けん気の強い福井社長だけに「来年は最初から真ん中を狙う」と、意気込んで抱負を語っていた。来年7月には福井体制3年目を迎えるが、果たして「3度目の正直」となるのか、1年後のコメントが楽しみである。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る