マツダ、宇品工場の復旧作業

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マツダは、宇品第2(U2)工場塗装ラインの活用などマツダ独自のフレキシブルな生産体制を活用して、火災による操業が停止している宇品第1(U1)工場の生産台数を確保すると発表した。

操業を停止しているU1の塗装ライン再開に向け25日から本格的な復旧作業を開始する。

同社では、2005年1月6日からU2工場の塗装ラインを活用し、U1工場で『デミオ』を生産するほか、今後『ベリーサ』や『MPV』などの生産を順次再開するための検討を進めている。また、U2工場、防府工場の操業度を高めてU1の生産をカバーする。

U1工場の塗装ラインの復旧作業は、25日から大型クレーンを設置し被害設備などの撤去作業を開始する。

これまでの調査結果で、火災そのものによる建物、設備および半製品の被害額は、帳簿価格で約27億円。被害額には撤去や復旧にかかる費用は含まれていない。

同社の井巻久一社長は会見で火災を起こしたことについて周辺の地域住民に謝罪するとともに「一日も早い復旧に全力をあげていくが、安全と品質には妥協するつもりはない。本格的なU1工場の稼動時期や業績に与える影響は、見通しが判明した段階で発表する」としている。

《レスポンス編集部》

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