【スバル R1 発表】“狭さ”が価値のパッケージ

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【スバル R1 発表】“狭さ”が価値のパッケージ
【スバル R1 発表】“狭さ”が価値のパッケージ 全 7 枚 拡大写真

スバルが12月24日に発表(1月4日発売)した新型車『R1』のパッケージングの特徴は、軽自動車には珍しい2by2シートレイアウトを持つことだろう。

軽自動車は小家族のファーストカーとして使われることもあるが、多くの場合は1名ないし2名乗車で近距離を移動するといった、シティコミューター的な使い方をされる場合が多い。

R1はそのようなパーソナルユースに焦点を当て、居住空間については完全にフロントシートを優先させている。リアシートはエマージェンシーといった程度のスペースにとどめている。

全長が同じスバルの軽ミニバン『R2』より110mm短いぶん、室内空間はタイトだ。が、R1においてはそのタイトさもバリューのひとつ。

手が届きやすい範囲のなかに操作系、ラゲッジスペースを高密度に集積させることで、座ったまま何でもできるというワンルーム感覚のスペースユーティリティを実現している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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