デザインの仕方…日産 フーガ の場合 その1

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デザインの仕方…日産 フーガ の場合 その1
デザインの仕方…日産 フーガ の場合 その1 全 4 枚 拡大写真

10月14日に日本発表された日産の高級サルーン『フーガ』は、北米でもインフィニティ『M』シリーズとして販売される。「車高のあるセダンという独特のデザインでしょう」と解説するのはデザイン本部長の中村史郎常務。

インフィニティでは“後発”のMは、『G35』セダン(日本名:日産『スカイライン』)と『FX』SUVとの間におさまる大型セダンとして、それなりにまとまっている。「FXは北米向け専用として割り切っていますが、Mはフーガとして日本ふうのデザインを加味しています」と中村常務はいう。

「フーガ/Mは後輪駆動車としてのプロポーションが特徴です」と中村常務は続ける。『ティアナ』のような前輪駆動車だと、前輪とAピラーとの位置関係が限定されてくるそうだ。

「高性能車は大パワーで後輪を駆動するものなんです。F1は後輪駆動でしょう。アウディやホンダは前輪駆動ベースで四輪駆動にしていますよね。後輪駆動車の量産メーカーは世界で4社しかありません。メルセデスベンツ、BMW、トヨタ、そして日産。ほかはジャガーやマセラティなど少量・中量生産になります」

「後輪駆動車をデザインできるのは誇りであり喜びなんです」と中村常務。

《高木啓》

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