JH日本道路公団によると、年末年始(2004年12月23日−2005年1月4日)の高速道路は、ETC普及により料金所渋滞が緩和された。期間中のETCの利用率は24%(約118万台/日)と昨年の同時期に比べ約2.2倍になった。
1月2日の東名高速道路東京本線での渋滞長は、昨年の25kmから14kmへと約44%減少し、渋滞時間も8時間から5時間へと減少している。その結果、料金所を通過する全てのユーザーにETCによる渋滞緩和の効果があったことになる。
また、ETC深夜割引により、東名高速道路東京本線料金所で深夜(0時−4時)の交通量が昨年に比べて1.3倍へと増加した。深夜での高速道路の利用促進が図られたことになる。
全体的に見ると、12月31日の降雪の影響で、高速道路の利用台数は、昨年に比べると全体で2.3%減少している。