【CES 05】一見してCDレシーバー、だけど地図表示

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【CES 05】一見してCDレシーバー、だけど地図表示
【CES 05】一見してCDレシーバー、だけど地図表示 全 2 枚 拡大写真

北米が“カーナビ不毛の地”とはよく言われるが、アメリカ人とてあらかじめ目的地までのルートを案内されたら悪い気はしないはず。そんなアメリカ人の気持ちに狙いを定めたのがイクリプス(富士通テン)『エリアショット』機能だ。

これは1DIN型CDレシーバーの最上級機『CD8455』をはじめ、『CD5425』、『CD5415』の3モデルに搭載されたもので、インターネット経由でダウンロードした地図情報を画面上に表示できるようにしたものだ。

目的地までのルートはサーバー『E-iServe』にて探索され、その情報をメモリースティック(MS)やCD-Rなどを使って各レシーバー側に転送する。

地図を“表示”としたのは、走行しながらルート案内や推奨ルートを外れた時に再探索をするのではなく、地図を見ながら自分でルートを探すものだから。ただし、分岐点での右左折案内は矢印によって表示され、オプションのGPSレシーバーを組み合わせれば、自車位置の自動補正も行う。

また、上位2モデルはデータ転送時にメモリースティックを使い、下位グレードはCD-Rの利用となる。CDレシーバーに地図表示機能をプラスしたCDレシーバーといえる。こんな機能なら欲しい!、と思う人が出るかもしれないが、残念ながらこの機能は北米だけで発売する新型CDヘッドのみが対象。

8Vハイアウトプット、5色イルミ、ハイ・ミッド/ローの3段階音質調整機能など、オーディオとしての機能もかなり魅力的となっている。

ラスベガスで開催中のCES=コンシューマー・エレクトロニクス・ショーに展示。

《会田肇》

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