日産『アズィール』コンセプトは、「ジェネレーションY」と呼ばれるアクティブな若者層をターゲットとするだけに、ファンtoドライブを形にしたデザインにまとめられている。9日から始まったデトロイトモーターショーに出品。
デザインを担当したのは、デトロイト州ファーミントンにあるNDA(ニッサン・デザイン・アメリカ)。
肩口のラインを張らせ、テールにかけて一つの面を表現するリア周りの部分のフォルムが印象的で、これまでのニッサンのコンセプトモデルでも積極的に採用されてきたアーチカーブで結ばれたキャビンピラーも強調されている。
インテリアは大胆にグリーンを使いブラックとコンビネーションさせている。今やアメリカで日本を連想させるフレーズの一つでもあるワサビをとって「Wasabi Chartreuse Seats」と名付けられたベンチレーション機能付きのシートは、センターコンソールと連動してアジャスタブルだ。
若者を意識して、MP3プレーヤーやPDA型脱着式のナビゲーションを採用するなど、室内での“遊び”要素への配慮も行き届いている。