【デトロイトモーターショー05】マッスルカー、ダッジ チャージャーが復活

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイトモーターショー05】マッスルカー、ダッジ チャージャーが復活
【デトロイトモーターショー05】マッスルカー、ダッジ チャージャーが復活 全 7 枚 拡大写真

60年代のアメリカを凌駕したマッスルカー、ダッジ『チャージャー』が20年ぶりに復活した。デトロイトモーターショーの発表会場に姿を表した21世紀のマッスルカーは340馬力を発揮する「HEMI」エンジンを搭載する。

HEMIは、現行のジープ『グランドチェロキー』やクライスラー『300C』、ダッジ『ラム』ピックアップトラックのトップモデルに搭載される最強エンジンとして、クライスラーグループのパワフルさを象徴するエンジンだが、元来はチャージャーを代表する60年代のマッスルカーがNASCARで活躍した時代のレーシングエンジンがルーツだ。

開幕前日(8日)に同じデトロイトショーで行われた選考会で、乗用車部門の北米カー・オブ・ザ・イヤー(NACOY)を受賞したほか、『モータートレンド』誌のカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたクライスラー300CにもHEMI-V8が搭載されているが、チャージャーは受賞モデルに比べさらに車体が軽量小型化されており、より力強くスポーティになり、“マッスルカー”の名に相応しい走りが期待できそう。 

チャージャーのパワートレインとしてはHEMIの他、3.5リットルV6エンジンも用意されたが、今年の夏前の発売時にディーラーに並ぶニューモデルの半数はHEMIを搭載することになる模様で、南北アメリカのほか、一部中東地域のみで販売となる。
 
ダッジは今季のNASCARネクステルカップ全戦にチャージャーの投入を決めており、若者を中心に購買層を拡大するもくろみで、発表会場には60−70年代のNASCARアメリカンヒーローのリチャード・ペティと、彼の息子でNASCARチャージャーをドライブするカイル・ペティらも駆けつけ、チャージャーのパワフルな走りをアピールした。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る