スズキは、GM(ゼネラルモーターズ)の韓国の子会社GMDAT(GM大宇自動車、GMデーウ)社が生産するシボレー『オプトラ』を日本に輸入してセダンを21日から、ワゴンを2月15日から発売すると発表した。日本メーカーが韓国車を輸入して販売するのは初めて。
スズキはGMデーウに14.9%出資しており、2003年11月から北米のスズキ販売チャンネルでGM大宇車を『フォレンツァ』名で販売している。今回、これを日本にも輸入、シボレー・オプトラとして販売する。
オプトラはGMグループの世界戦略車で、欧州でデザインしたスポーティで流麗なデザイン、豊富な機能、低価格が特長としている。
スズキは右ハンドル、排気量2.0リットルのセダンとステーションワゴンを輸入して販売する。スズキはこのクラスのモデルを持っていないため、新しい顧客を開拓する方針だ。
販売計画は年間1200台。価格はセダンが173万2500円、ワゴンが183万7500円。