【新聞ウォッチ】三菱自動車、トップ陣を総入れ替え…1年足らず

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年1月24日付

●マレーシア、対日FTAに難題、「国民車は聖域」(読売・7面)

●今週プラスアルファ:三菱自ブランド回復なるか(朝日・5面)

●人気ランキング、昨年12月の車名別自動車販売 3カ月ぶり首位交代(毎日・8面)

●知恵を絞ろう温暖化防止、カーシェアリング、マイカー感覚で使え安価(毎日・25面)

●日韓車、大躍進、昨年の自動車世界販売(産経・3面)

●資源・新たなうねり:タイヤが足りない(日経・1面)

ひとくちコメント

経営再建中の三菱自動車のトップ交代が、またもや取り沙汰されている。

昨年4月、三菱重工業常務から会長兼社長として三菱自入りしたばかりの岡崎洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)が、指導力不足による責任を取り辞任する方向を固めたほか、多賀谷秀保社長と古川洽次副会長も引責辞任する方向で調整中という。

22日付の日経朝刊が報じたほか、各紙も追随している。

三菱自動車は今週28日にも東京三菱銀行など三菱グループ3社が2500億円規模の増資を引き受けるなどの金融支援を柱とする経営再建見直し策を発表する予定だが、現経営陣の指導力を疑問視する声が強まっていた。後任人事は未定。

ただ、会長には「親会社」の意地に賭けても再建をリードする三菱重工の西岡喬会長が兼任、社長には開発担当の常務執行役員である相川哲郎氏の名前などが浮上しているが、「誰がやっても再建はきびしい」(三菱自OB)というのが本音だろう。

《福田俊之》

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