首都高速道路公団は、現在行われている首都高速ETC前払い割引の「利用に応じた積み増し(期間限定)」をETC利用促進割引に移行すると発表した。
2004年11月25日から2005年3月25日まで行われている首都高ETC期間限定割引と首都高ETC前払い割引は、5万円分前払いしているユーザーには前払い割引として14%、そして利用額に応じた「積み増し」を入れて割引率約18%だった。それに対して前払いをしていないETCユーザーの割引率は、ゼロだった。
4月1日から導入する「ETC利用促進割引制度」はETCユーザーであれば、通行料金から一律5%を割り引く制度。10円単位で割り引くため、東京線の普通車で660円の割引後料金となる。
これによって、前払いしていないユーザーも、5%の割引を受けることができ、ETC非装着車との差別ができることになる。前払いをしているユーザーは前払い割引の14%を併せて以前と同様に18%の割引を受けられる。
この実施期間は、総合的なETC後納割引制度が導入される2005年夏までを予定している。