【ダイハツ・ミラジーノ詳報】 ベンチマークはVWポロ

自動車 ニューモデル 新型車
【ダイハツ・ミラジーノ詳報】 ベンチマークはVWポロ
【ダイハツ・ミラジーノ詳報】 ベンチマークはVWポロ 全 4 枚 拡大写真

『ミラジーノ』のウリは、クラシカルなエクステリアデザインとモダンなインテリアを持ち合わせているところだろう。販売上のライバルは価格帯が近い、スズキの『アルトラパン』ということだが、走りに関しての方向性は欧州車をベンチマークに置いていたようだ。

ダイハツ工業製品企画部チーフエンジニアの福塚政広さんは「ミラジーノが採用するプラットフォームを設計する際は、ルノー『クリオ』をベンチマークに開発を進めました。そして多少足回りを引き締めたミニライトスペシャルに関しては、VWポロを判断基準に置いています。それでも、まだポロよりは柔らかいですが」と説明する。

ミラジーノの標準車の走りは、市街地の快適性を意識しているため、ステアリングを切った瞬間の初期のロールが大きい。ただし、ロールはするものの、すぐにアンダーステアになるのではなく、意外にその先からでも粘ってくれるので、そのままの姿勢で曲がっていってくれる。

ミニライトに関しては初期のロールも少なく、コーナリング中の安定感もより高められている。

福塚さんは「このプラットフォームは、ロールはしてもリアの高いスタビリティは確保するように設計されています。FF車はリアの動きが重要ですから」と語る。

ミラジーノの走りは、厳密には欧州車のテイストとはいかないものの、方向性としてはじゅうぶんにそのテイストを感じられるフィーリングに仕上がっている。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る