【ボルボXC70 ノルディックエディション詳報】北欧育ちを感じさせる走り

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【ボルボXC70 ノルディックエディション詳報】北欧育ちを感じさせる走り
【ボルボXC70 ノルディックエディション詳報】北欧育ちを感じさせる走り 全 4 枚 拡大写真

ボルボがこの冬発売する『XC70』の特別仕様車、ノルディックエディションの試乗会が、北海道の旭川を舞台に行なわれた。ボルボといえば、生産国は北欧のスウェーデン。北海道よりも寒さでは過酷な地で開発されたクルマだけあって、雪道では秀逸な走りを見せてくれた。

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XC70は05年モデルからスタビリティコントロールのDSTCが採用されたことが、メカニズムの最大変更点。この変更点が、雪の北海道の試乗でもっとも威力を発揮してくれた。旭川は、大規模な市街地をもつ都市としては日本で一番北となる地域だが、街なかや国道では多くの交通量があり、道路はミラーバーン状態になることも珍しくない。

もちろん雪道なので、速度を落とし、注意を払って走ってはいるが、それでも急に現れたミラーバーンやアイスバーンでは、タイヤがグリップを失ってしまうことが度々あった。そんなときには、瞬時にDSTCが介入してアンダーステアや横滑りを回復してくれる。

実際に試乗中には、何度もアンダーステアをDSTCが打ち消してくれる恩恵に預かった。雪道でのドライビングでは、ドライバーがクルマが滑っていると認識したときには、すでに手遅れということも多い。だが、DSTCはドライバーが滑っていることを認識した瞬間、もしくはそれ以前に制御を行なってくれるので、雪道に不慣れなドライバーでもパニックになることはないだろう。

ほかにもオートマチックのウインターモードも便利なシステムだった。シフトレバーの後方に付いているWのスイッチを押すとウインターモードに切り替わり、発進時のギアが3速に固定される。通常のモードで発進してもDSTCによって的確なトラクションが与えられるのだが、アイスバーンになった雪国の交差点の発進時には、ウインターモードのほうがスマートに発進できていた。

XC70はAWDシステムやそのスタイリングから、雪道の走りには定評があったが、DSTCが組み合わされたことで、より雪道でのドライビングが楽に、そして安全になっている。(つづく)

《岡島裕二》

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