日産ディーゼル工業が発表した2004年第1−3四半期(4−12月期)連結決算は、売上高が前年同期比0.6%減の3282億円と微減だったものの、営業利益が同21.0%増の233億円となり、大幅増益となった。
国内向けのトラック販売は、ディーゼル排出ガス規制特需が一段落したことから、売上ベースで同11.9%減の1933億円にとどまった。しかし、南アフリカや北米など、輸出が好調で売上が同30.1%増の623億円となった。日産自動車向けも同15.2%増の726億円と好調だった。
経常利益は同82.3%増の212億円、当期純利益が185億円だった。
2005年3月期通期見通しは、中間決算発表時から据え置いた。