【新聞ウォッチ】トヨタ新社長…渡辺捷昭副社長が昇格、張氏は副会長

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【新聞ウォッチ】トヨタ新社長…渡辺捷昭副社長が昇格、張氏は副会長
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年2月8日付

●渋滞・排ガス対策に車ナンバーIC化、国交省、2006年度試験導入(読売・1面)

●ミニバン 個性で勝負、広い車内・大型窓 成熟市場100万台、アイデア競う(朝日・8面)

●経団連、奥田会長「続投」役職多数、辞任難しく(朝日・9面)

●トヨタ、新社屋完成(朝日・9面)

●小回り効くプレマシー、マツダが発売(産経・10面)

●トヨタ社長に渡辺氏、張氏は副会長に、奥田会長留任(日経・1面)

●自動車部品各社、鋼材を海外調達、タイや中韓、安定操業を維持(日経・11面)

ひとくちコメント

一時は張冨士夫社長の「続投」と思われていたトヨタ自動車の新社長に、渡辺捷昭副社長が昇格するという。張富士夫社長は副会長に就任、奥田碩会長は留任する。

きょうの日経が”サプライズ”首脳交代人事を報しているが、9日にも発表、6月末の株主総会後の取締役会で正式決定する見込み。

奥田会長が2006年5月までトヨタ会長のまま引き続き日本経団連会長を務めるための“暫定措置”とみられるが、「世界の顔」として海外では評価の高い張氏の「副会長」ポストは社内外で波紋を呼びそうだ。

先週末には、渡辺氏の「次」の社長候補である豊田章男専務らの副社長昇格の内示が行われたが、その席に張社長は欠席したという。社長に就任する渡辺氏も大政奉還のための“つなぎ”で終わるのかどうかどうか、早くもその手腕が問われる。

《福田俊之》

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