アルファロメオとマセラティが兄弟に

自動車 ビジネス 企業動向
アルファロメオとマセラティが兄弟に
アルファロメオとマセラティが兄弟に 全 2 枚 拡大写真

イタリアのフィアットは17日、できるだけ早い時期にマセラティの経営権を所有する意向を明らかにした。マセラティは現在、フェラーリの100%子会社。所有権の移動によって、マセラティとアルファロメオとの協力が予想される。

マセラティとアルファロメオは技術面と営業面で協力し、とくに国際市場において協力が有効であるとされる。マセラティが復活したようにアルファロメオも復活させたいというのがフィアットグループの思惑のようだ。短期的には、アルファロメオのアメリカ市場復帰が課題のひとつか。

しかしながらマセラティとフェラーリとの協力も、生産、技術、販売ネットワークについて継続される。フェラーリとの協力によってマセラティは経営が回復したからだ。GMとの提携が破談になった今、フィアットグループは各ブランドの再定義、グループの再構築を図る。

フィアットとフェラーリ、それぞれの会長を兼任するルカ・ディ・モンテゼモロは「マセラティとアルファとの双方にとって有益な関係だ。2ブランドの相乗効果によって、スポーツカー市場での存在感を強化する」と語る。

なおフェラーリ自体がフィアット傘下でもあるので、現在のマセラティはフィアットから見ると孫会社にあたる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る