バスが横転しながら路外逸脱

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21日、広島県庄原市内の国道で、大型観光バスが道路下の水田に落ちて横転する事故が起きた。この事故でバスを運転していた43歳の男性が重傷。乗客の大学生15人が打撲などで軽傷を負った。

広島県警・庄原署によると、事故が起きたのは21日の午前6時5分ごろ。

庄原市高町付近の国道183号線で、熊本県植木町内の観光バス会社が所有する大型観光バス(乗客乗員36人)が道路左側に逸脱。左前輪を路外に落としたことでバランスを崩し、約1.4m下の水田へ横倒しの状態で転落した。

バスは横転した際に車体左側を小破させ、運転していた43歳の男性運転手が左肩の骨を折る重傷。バスに乗っていた大学生33人のうち、男女15人がシートから投げ出され、体を打撲する軽傷を負っている。

現場は片側1車線の直線道路で、当時の路面は圧雪状態。バスはスタッドレスタイヤを装着していた。

警察では運転手から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、これに対して運転手は「対向車がこちらの車線に逸脱してきた。ブレーキではなく、ハンドル操作で避けようとしたが、タイヤが路外に落ちてコントロールできなくなった」などと話しているという。

このクルマは現場からそのまま走り去っており、警察では当事者を探すなどして、事故の状況をさらに調べる方針だ。

《石田真一》

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