自由乗降区間で停車したバスにトラックが突っ込む

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22日、広島県府中市内の県道で、乗客を乗せるために停車していた路線バスに対し、後続の大型トラックが追突する事故が起きた。

この事故によって60歳の女性が重傷、6人が軽傷を負っている。警察ではトラック側の前方不注意が事故の原因とみて、調べを進めている。

広島県警・府中署によると、事故が起きたのは22日の午前9時5分ごろ。府中市上下町小掘付近の県道で、中国バスが運行する路線バス(神石高原町発、JR上下駅行き)が乗客を乗せるために停車したところ、後続を走っていた38歳の男性が運転する大型トラックがほとんど減速しない状態で追突した。

当時このバスには乗客乗員9人が乗っていたが、このうち7人が座席から投げ出されて転倒。バスに乗ったばかりの60歳の女性が全身打撲の重傷を。他の6人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

事故現場は片側1車線で、下り勾配の急カーブの途中部分。事故を起こしたバスは、バス停以外でも乗客の乗降を認める扱いを受けており、路肩で合図した女性客を乗せるために停車していた。

警察ではトラック側の前方不注意が事故の主因と考えているが、見通しの悪い場所で停車したバスの運転手にも責任の一端が生じる可能性が高いとして、双方の運転者から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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