運転手もビックリ!? スノーボーダーとトラックが衝突

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23日、山形県米沢市内の国道で、スノーボードを装着したまま路上に飛び出してきた男性が、走行中の大型タンクローリーに突っ込むという事故が起きた。男性は左足の骨を折る重傷を負っている。

山型県警・米沢署によると、事故が起きたのは23日の午前10時50分ごろ。米沢市板谷付近の国道13号線で、道路脇の斜面からスノーボードで滑降してきた24歳の男性が国道に飛び出し、58歳の男性が運転する大型タンクローリーの左側面に突っ込んだ。

滑降していた男性はタンクローリーの左後輪付近に衝突。ボードごと弾き飛ばされ、左足の骨を折る重傷を負った。

現場となったのは国道13号線の西栗子トンネルの福島県側入口付近で、周囲は緩やかな斜面となっている。

負傷した男性は、いわゆるスノーボーダーで、現場に近い栗子国際スキー場に向かう途中に新雪の積もった斜面を発見。「この傾斜はいい」とクルマを近くに止め、斜面を上ってスノーボードで滑り始めた。しかし、着地の際に勢い余って車道に飛び出し、事故に遭ったという。

警察では業務上過失傷害容疑でタンクローリーを運転していた男性から事情を聞いているが、スキー場でもない斜面からスノーボーダーが滑降して車道に侵入することは想定外の出来事であり、運転手に責任を問うのは難しいとみられる。

新雪を求めたスノーボーダーがスキー場の立ち入り禁止エリアに侵入し、事故を起こす例はこれまでにも発生しているが、道路の横で滑走して事故に至ったという例は山型県内では過去に例がなく、警察でもその対応には苦慮しているようだ。

《石田真一》

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