日産 ザルート のこだわり…倉岡亨一プロダクトチーフデザイナーに聞く

自動車 ニューモデル 新型車
日産 ザルート のこだわり…倉岡亨一プロダクトチーフデザイナーに聞く
日産 ザルート のこだわり…倉岡亨一プロダクトチーフデザイナーに聞く 全 11 枚 拡大写真

日産は、開催中のジュネーブモーターショー(一般公開は3−13日)で、SUVのコンセプトモデル『ザルート』(ZAROOT)を展示した。ZAROOTの意味は、「The Root=ザ・ルート」。SUVの根源(ルーツ)と、冒険する道(ルート)の2つの意味を兼ね備えたものだ。

このザルートのデザインを担当した倉岡亨一・日産自動車デザイン本部・第一プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーに、ザルートのコンセプトや、ジュネーブ・モーターショーの感想などについて伺った。

●ジュネーブモーターショー向け

−−まずジュネーブ・モーターショーについて、どのような感想をお持ちですか?

「(インタビューは3月2日に行われたため)まだ半分くらいしか展示を見ていませんが、各メーカーの個性が表れた活気のあるショーだと思います」

「私は、アメリカに4年いて、デトロイトやロサンゼルスのモーターショーは何度も見ています。アメリカの方は、コンセプトカーが多くて派手な印象があります。これに対してジュネーブでは、市販車のワールドプレミアが多いせいか、各メーカーの個性が際だった健全な力強さを感じました」

−−今回、そのショーに出展されたザルートの位置づけはなんでしょう?

「ジュネーブモーターショー用のピュア・コンセプトカーとして作りました。ですから、量産化される予定は今のところはありません。コンセプトを、みなさんに評価してもらうための展示です」

●ジュネーブモーターショー向け
●正統派でありながらクロスオーバー、だからガルウィング
●ザルート量産化にポジティブ

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る