【新聞ウォッチ】日産、最年少43歳「常務」役員誕生の衝撃

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年3月16日付

●三菱自動車「満額3カ月」妥結へ(読売・10面)

●日産、生え抜き43歳役員誕生へ(読売・13面)

●年間一時金、トヨタが満額方針(朝日・3面)

●障害物を回避、日立が新ロボット、愛知博に展示(毎日・9面)

●きょうOPEC総会、原油高騰で増産検討(産経・10面)

●大卒採用、来春23%増、本社一次集計、26年ぶり伸び(日経・1面)

●自動車、北米を輸出拠点に、ドル安で競争力、日産中国に、富士重・三菱日欧に(日経・11面)

●ホンダ、米生産を再編、「アコード」集約、SUV拡充(日経・11面)

●ホンダの四輪車、二輪車、重金属4種ほぼ全廃(日経・13面)

●マツダ、部品在庫圧縮へ新管理システム(日経・13面)

ひとくちコメント

日産自動車に43歳の常務執行役員が誕生する。同社は4月1日付で就任する執行役員クラスの人事を発表したが、最年少は、84年入社で、43歳の遠藤淳一・オーテックジャパン社長。年功序列にかかわらず実績を重視したカルロス・ゴーン社長流の人事施策が反映された。

きょうの各紙も「日産、生え抜き43歳役員誕生へ」(読売)などと、抜擢人事を大きく取り上げている。

遠藤氏はゴーン社長の下に組織された抜本改革のための部門横断組織「クロスファンクショナルチーム」のメンバーとして、特殊車両を含めた付加価値の高い関連事業の収益改善に活躍。03年10月にオーテックジャパンの社長に41歳の若さで就任している。

COOに就任する志賀俊之氏も51歳。新興のベンチャー企業ならばともかく、日本のビジネス社会ではまだまだ受け入れらない部分も多いが……。

《福田俊之》

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