【緊急取材 ホンダ二輪ナビ】振動に強いナビをつくりあげた

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【緊急取材 ホンダ二輪ナビ】振動に強いナビをつくりあげた
【緊急取材 ホンダ二輪ナビ】振動に強いナビをつくりあげた 全 3 枚 拡大写真

ホンダアクセスが4月下旬から発売する日本初の二輪車用ナビゲーションシステム。クルマ用のナビゲーションとはどういう部分が異なるのだろうか。

開発を担当したホンダアクセス・新座研究所の大江好文さんは「最大の違いは振動に弱い駆動系の部品を一切持っていないことです」と説明する。

実は大江さんは普段からバイクに乗り、これまでポータブルのナビ(クルマ用)をバイクに搭載して使っていたという。

ただし、これには弱点があった。

「クルマ用のナビはCD-ROMであるとか、DVD-ROMをモーターで回転させますが、こうした駆動系の部品は振動に弱い。クルマに搭載しているときとは違い、バイクに載せていると直接的な振動が伝わるので、これが続くと駆動系の部品が壊れて停止してまうのです。まともに使えたものはひとつもなかった」と大江さん。

こうした経験から「バイク用ナビをつくるのであれば、地図メディアには駆動系を必要としないフラッシュメモリーを使う必要がある」と考え、いろいろと調査をしていたところ、ガーミン社製のハンディナビに行き着いた。

大江さんは「フラッシュメモリーに必要な部分の地図データを移すという仕組みですが、道案内を行うというナビとしての本質に特化しており、使いやすいと思います」と太鼓判を押す。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る