非番のタクシー運転手、酒気帯び運転で逮捕

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12日夜、京都府京都市西京区内の市道で、乗用車同士の接触事故が発生し、一方の当事者がそのまま逃走する事件が起きた。

警察では当て逃げ事件として捜査を開始。事故から約1時間後に65歳のタクシー運転手の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

京都府警・向日署によると、事故が起きたのは12日の午後7時35分ごろ。京都市西京区下津林付近の市道で、乗用車同士の接触事故が発生した。フラフラとした挙動で接近し、接触してきたクルマはそのまま逃走したため、警察では当て逃げ事件として捜査を開始した。

事故発生から約1時間後、向日市寺戸町付近の府道をパトロールしていた向日署員が側面部などが傷ついたクルマを発見。挙動も不審だったために追跡を開始した。クルマは一時逃走する構えも見せたが、マイクでの呼びかけに応じて停止した。

運転していた65歳の男は一見しただけで酔っているとわかる状態。アルコール検知を行ったところ、呼気1リットルあたり0.4ミリグラムという比較的高い濃度のアルコール分を検出。道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

後の調べで、この男はタクシー運転手であることが判明。当日は非番だったため、自宅で酒を飲んだとみられている。調べに対して男は「仕事に支障が出ると思い、怖くなって逃げた」などと話しているという。

警察では「当て逃げはプロのドライバーとしてあるまじき行為」として、男の飲酒状況について調べを進める方針だ。

《石田真一》

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