【新聞ウォッチ】三菱自動車、本社の京都移転を凍結

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年3月23日付

●トヨタ、ハイブリッドハリアーが登場、(読売・10面)

●本社機能移転当面延期に、三菱自動車(読売・10面)

●米GM会長、自社株購入(朝日・10面)

●トヨタの新体制、求心力維持に課題、創業家尊重に厳しい目も(朝日・11面)

●デンソーカップ 大学サッカーの日韓定期戦延期(朝日・38面)

●奥田経団連会長、トップ会談で事態打開を フジVSライブドア(毎日・3面)

●韓国ルノーサムスン、輸出台数2006年5倍(日経・11面)

●二輪各社、保証2年に延長、ヤマハは来月から全車種(日経・13面)

●役員報酬の個別開示、ソニー、トヨタに今年も要求、株主オンブズマン(日経・17面)

●三菱自動車、信託銀からの優先株払い込み完了(日経・17面)

ひとくちコメント

経営再建計画の柱の一つとして三菱自動車が打ち出した06年度までに行う本社機能の京都市への移転計画を当面凍結すると発表した。西岡喬会長が、京都府と京都市に凍結方針を伝えたことから、きょうの各紙が報じている。

凍結理由は「移転に30億−50億円の費用が見込まれ、再建の重荷になりかねないため」という。三菱側は「京都への本社移転の基本方針に変更はない」と強調しているが、本社移転を嫌がって早期退職した本社勤務の社員も多く、玉虫色の経営方針に振り回された格好だ。

また、岡崎工場にしても「再開」の動きもあり、再建計画を巡っての迷走状態はしばらく続きそうだ。

《福田俊之》

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