気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年3月24日付
●ライブドア高裁も勝利、フジと提携具体案(読売・1面)
●公示価格、都市再開発で回復、名古屋市中心部急上昇(読売・10面)
●三菱ふそうリコール7件(読売・37面)
●あえぐGM、リストラにも市場冷淡(朝日・12面)
●ハイブリッド車、トヨタ「主軸」に SUV2種発売(朝日・13面)
●アウディが最上級A8発売(朝日・13面)
●愛・地球博、あす開幕(毎日・15面)
●2輪車の車検延長など、追加答申案まとめる、規制改革会議(産経・9面)
●日産、中国で販売倍増、2車種投入、今年14万台に(日経・13面)
●コスモ石油が燃料電池、年末までに家庭向け発売(日経・15面)
ひとくちコメント
国土交通省が発表した1月1日時点の公示地価は、全国平均で前年を5.0%下回り、14年連続の下落。ただ、下落幅は2年連続で縮小し、地価の下げ止まり傾向も強まりつつあるという。きょうの各紙が主要都市の公示価格の表付きで報じている。
このうち、東京圏は3年連続で下落幅が縮小し、大阪圏、名古屋圏も上昇した地点が前年より大幅に増えたのが特徴。なかでも、「愛・地球博」を控えて経済が好調な名古屋市の商業地は、全国の上昇率ランキングで上位7位を独占。
日経は「トヨタ・万博・空港追い風」という見出しで掲載しており、とくに、トヨタなどが高層ビルを建設中の名古屋駅前は商業地値上がり率でトップとなっている。
その名古屋で、きょうの午後には天皇、皇后両陛下をはじめ、小泉首相、公式出展参加国の政府代表ら2500人が出席し、「愛・地球博」185日間のイベントのスタートを宣言する。