三菱自動車が発表した生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比13.8%減の10万9073台と、低迷した。国内に加えて、海外も不振だったため。
国内生産は同19.3%減の5万4135台と2割近いマイナスだった。10カ月連続のマイナス。国内販売が依然としてリコール事件の影響で同29.9%減の2万1388台と、大幅に落ち込んだのに加え、輸出も同1.1%減の2万8788台と小幅ながらマイナスとなった。
国内販売は軽自動車『eK』シリーズの低迷で14カ月連続のマイナス。輸出はアジア、欧州向けの不振で4カ月連続のマイナスだった。ただ、北米向けは同129.6%増と回復傾向。
海外生産は同7.5%減の5万4938台と、3カ月連続のマイナス。北米が同41.2%減、アジアが同3.7%減となった。