ニューヨークモーターショーで発表されたフォード『マスタングGT500』は、フォードのハイパフォーマンスバッジである「SVT」(スペシャルビークルチーム)と、シェルビーとのコラボレーションで生まれたマスタング史上最強モデルだ。
歴代最強のマスタングは、昨年のニューヨークショーでベールを脱いだプロトタイプ『GT-R』の市販バージョン。
スーパーチャージャー付き5.4リットル32バルブのV8エンジンは450馬力以上を発揮する。トルクも450lb-ftと強大で、ミッションは6速MT。ブレーキは、ブレンボ社製のベンチレーテッドディスクで、前は4ポットキャリパーに14インチ、後は13インチと強化されている。
68年のシェルビー『GT500』をモチーフにして、シェルビーデザインの前後スポイラーとエアアウトレットの開いたボンネット、フォグランプをバンパー内に移した専用メッシュグリル、19インチの専用アルミホイールがエクステリアを引き締める。
市販開始は2006年を予定している。