国土交通省は、三菱自動車が過去に行っていた指示改修(ヤミ改修)案件について、リコール届出が終了したことをうけて精査した結果、道路運送車両法のリコール届出義務違反が31件あったとして、東京地裁に過料の適用を通知した。
罰則は同法が改正されたため、時期によって異なるがが、法改正前の20万円以下が29件、改正後の100万円以下が2件。地裁への通知は、該当する34件のうち、重複する3件を除いた31件。
同省は、三菱自動車が過去に行っていた利コール隠しについて昨年6月に92件、8月に224の合計316件を公表、この中からリコールに該当する146件を抽出し、このうち届出義務規定施行以前の案件を除いたものを対象にした。