クレジットカード不要のETC…道路4公団がモニター募集

自動車 テクノロジー ITS

日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本四連絡橋公団は、クレジットカード契約をしないでもETCが使えるETCカードの発行を準備している。発行に向けて4公団では、一般ユーザーがモニターとして参加するテストを実施する。

従来のETCシステムはクレジットカード会社と契約するのが必要条件だった。今回、4公団ではあらかじめ保証金(デポジット)をユーザーに預託してもらい、通行料金を金融機関の口座から引き落とす方法の準備をすすめている。

そこで、決済処理が円滑に行われるかを検証するとともに、使い勝手について一般ユーザーから意見を聞くことを目的とした、モニターを募集することになった。

モニターになるには、一定の保証金を預託することと、利用状況についてのアンケートに回答することが条件。テストの実施期間は、モニター用ETCカードが到着してから2005年末までを予定。モニター募集期間は4月1日から5月31日まで。募集人員は、当初500名で順次増加し、最大2000名までを予定している。

モニターが利用した有料道路の通行料金は、郵便局の貯金口座から1カ月単位で自動引き落としとなる。また、モニターはETCを活用した様々な割引を受けることが可能だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EVミニカー「アーバントライカー」、ドア付きの3色を発売 価格は132万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. 1241万円で落札された伝説のコンプリートマシン、奈良のディーラーが購入者と判明 一般公開へ
  4. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る