自動車メーカー各社は1日、一斉に入社式を行い次代を担う新入社員を迎え入れた。トヨタ自動車は、豊田市の同社スポーツセンターで行い、昨年とほぼ同規模の1700人の新入社員が出席した。
会社からは奥田碩会長、張富士夫社長をはじめとする役員、労組幹部、各職場の代表者ら約250人が列席した。
会社を代表してあいさつした張社長は、原材料費の高騰や韓国メーカーの追い上げなど「かつて経験したことがないほどの激しい競争の中にいる」との現状認識を訴えた。
そのうえで、常に顧客のことを念頭において仕事を進めること、チャレンジ精神をもって自らを成長させることの2点を要望した。