ホンダは、3月28日付にあった同社への投書に基づいて調査した結果、系列ディーラーのホンダプリモ新福岡の中央営業所で、昨年、顧客の「任意保険証券控」などを裁断処理しないまま、廃却していた事実が明らかになったと発表した。
ホンダでは、現時点で、顧客情報の不正使用などの事実は確認していないが、投書には、拾得された2004年7月から8月までの顧客の「任意保険証券控」などのコピー29人分29枚が同封されており、顧客の氏名、住所、生年月日、電話番号、車種、車輌登録番号、車台番号、初度登録、車検完了日、証明書番号、保険の契約内容、保険の保険期間、保険料が記載されていたと、している。
また、販売会社での調査の結果、この29人分29枚を含む2004年7月から11月に発行された「任意保険証券控」など157人分の157枚についても、裁断処理しないまま廃却されていた可能性があり、これらの顧客には、販売会社から報告・お詫びしていると、している。
ホンダでは、今後再発防止に向け、販売店ともに管理体制の強化に努めると、している。